映画『日本人の忘れもの』のテーマイメジ

 

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太平洋戦争以前、フィリピンには3万人を擁する豊かな日本人移民 社会が存在した。敗戦を境に日本人の父親と生き別れたことから今も無国籍状態に置かれているフィリピン残留日本人2世たちがいる。

中国東北部の日本の植民地・満州国に敗戦を機に置き去りにされ た子どもたち。戦後30余年を経て日本に帰国するも、言葉の壁による差別と貧困の果てに日本政府を訴えた中国残留孤児たちがいる。

映画『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』は、2つの国の残留者たち、 そして彼らを救おうとする市民たちの活躍を描きながら、私たちが生きる"日本という国の今"を浮き彫りにしてゆく。

国民の保護者である国家には残留者たちに果たすべき使命がある。 日本人の忘れものとは何か?戦後75年目。日本政府は救済に動き出すのか!?

 

映画プロモーション画像

 

 

上映館

地域 劇場 電話番号 公開日
東京 ポレポレ東中野 03-3371-0088 2020年6月6日(土)
京都 京都シネマ 075-353-4723 順次公開
名古屋 シネマスコーレ 052-452-6036 順次公開
準備中
準備中

スタッフ

加賀美幸子ナレーター
加賀美幸子 かがみさちこ

1963年NHK入局。女性初の理事待遇となる。主な担当 番組は「女性手帳」「夜7時のテレビニュース」「バラエ ティー・テレビファソラシド」「日曜美術館」大河ドラマ 「峠の群像」「風林火山」「BS列島縦断 短歌・俳句スペ シャル」ほか。現在も、「NHK全国短歌大会」カルチャ ーラジオ「漢詩を読む」「古典講読」など古典からドキュ メンタリーまで広く活躍。
千葉市男女共同参画センター名誉館長、NPO日本朗読文 化協会名誉館長 ほか、多くの公職も務める。著書に『こ ころを動かす言葉』『ことばの心・言葉の力』ほか。日本 語の基本、生き方の鍵が詰まっている古典を伝えることを ライフワークとしている。

小原浩靖 脚本・監督
小原浩靖 おばらひろやす

TV-CMを中心に企業プロモーションなどの映像広告を手が け、作品数は700本を超える。主な作品はキヤノン総合 企業映画「伝えあい、わかちあい、響きあうために」(映 文連部門賞)、ASTEL九州シリーズ(広告電通賞)、サン トリー「極の青汁(シリーズ)」、「横綱白鵬翔 上昇への 挑戦(TVドキュメンタリー)」、三代目魚武濱田成夫MV 「ファイト!」。『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』は劇場用映画第一作目。現在、第二作 となる劇映画を準備している。

河合弘之企画・製作
河合弘之 かわいひろゆき

1944年満州生まれ。経済弁護士としてダグラス・グラマン 事件、秀和対忠実屋・いなげや事件、ロッテ対グリコ比較広 告事件などの大型事件を手がける一方、中国残留孤児とフィ リピン残留日本人の国籍取得支援、全国の原発差止訴訟など の社会貢献活動をライフワークとしている。 また、映画『日本と原発』『日本と原発 4年後』『日本と 再生』を製作・監督し、全国の原発差止訴訟の証拠資料とし て提出している。
http://www.nihontogenpatsu.com

撮影
はやしまこと  J.S.C.

1985年大阪芸術大学卒。「紲~庵治石の味」でIMA国際映画祭2014最優秀撮影監督賞受 賞。「うん、何?」「暗闇から手をのばせ」(ゆうばりファンタスティック映画祭2013 グランプリ) 「サクラ花~桜花最期の特攻」などの劇映画、「ザ・ドキュメント」「ザ・ノン フィクション」(CX)、「NHK ヒューマンドキュメンタリー 」などのドキュメンタリー 他、ドラマやCMを手がける。

音楽
吉野裕司 よしのゆうじ

作曲、作詞、編曲、プロデュース。古楽、現代音楽、テクノなど幅広く作曲しCM、アニ メ、劇音楽やアルバムの制作を手がける。また、ソロユニット『Vita Nova』を主催し、 ゲストボーカルに甲田益也子、上野洋子、おおたか静流、小川美潮、かの香織、本間哲子など迎えベスト盤とリミックス盤を含む8枚のアルバムをリリースしている。
http://www.studio-ram.com

甲田益也子主題歌
甲田益也子 こうだみやこ

作編曲担当の木村達司と結成したデュオ「dip in the pool」にてヴォーカルと作詞担当。英国のレーベル Rough Tradeから1985年にデビュー。以後dip in the pool名義 で10枚のアルバムをリリース (プロデューサーは木村達司、オノ セイゲン、佐久間正英、 ピーター・シェラー)。ソロとして細野晴臣、清水靖晃、ゴ ンザレス三上、テイ・トウワ等を迎えた「Jupiter」をリリース。近年、アムステルダムのレーベル Music From Memory からリイシューされた「On Retinae」が世界的に 再評価され、国内外からのコラボレーション依頼、若い世 代との時空差間交流が増えている。
https://miyakoda.tumblr.com

最新情報

2020年3月31日 共同通信で紹介されました。
2020年2月20日 日刊ゲンダイで紹介されました。
2020年2月13日 『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』完成披露試写会を参議院議員会館で行いました。
2020年2月  7日 『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』公式サイトを公開しました。
2020年2月  7日 『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』公式Twitterを公開しました。
2020年2月  7日 『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』公式Facebookを公開しました。


コメント


なかにし礼  作家・作詩家 1938年生まれ

「胸を掻きむしられる様な思いをしながら観た。この映画には素晴らしいという言い方は適さない。”待望の”と言うか、、、これまでに観たことのないもの。この映画は本当に劇的な、日本という国家に向けて初めて為された創作行為だ。」
※なかにし礼氏からの推薦の言葉 全文はこちら

 


篠原勝之  ゲージツ家 1942年生まれ

「『にげんと ころされるよ』拙い日本語でもの静かに語っていた赤星ハツエさんが、目をうるませて語気を強めた。関東軍が満州・中国に日本人を置き去りにした責任は無いとし、仕方なかったと判断した司法。”仕方ない”は、意味のない戦争に巻き添えをくらい、なんとか生き延びた人達こそが、悼み、苦しみ、口惜しさを呑みこんで、辛うじて口をつくのである。戦争を主導した国家が言い訳に使う言葉では断じてない。」
※本作のパンフレットには、篠原氏からの1,400文字超のご寄稿を掲載しています!

 


藤原作弥  ノンフィクション作家・エッセイスト・元日銀副総裁 1937年生まれ

「戦後75年目に、この映画が製作・公開される意義は大きい。私は満蒙僻地からソ連戦車軍団の虐殺を逃れ引揚げてきたが、“残留”され、“孤児”となった同胞も多い。また、フィリピンなど南方に置き去りにされた遺児たちも。本作品は、平和ボケしたわれわれ戦後日本人が忘れていた負の遺産を、感動的なエピソードと支援記録で総括したドキュメンタリー映画だ。」

 


三沢亜紀  満蒙開拓平和記念館 事務局長

「日本人であることで迫害を受けるため身を隠すように生きてきたという人々が、日本国籍を持てないという不条理。フィリピンでも中国でも、残された人々が『日本』を背負わされてきた。国とは。国籍とは。誰が保護され、誰がその枠からこぼれ落ちてしまうのか。日本国籍取得の報を受けて満面の笑みを浮かべる年老いた人。私たちの国は、あの笑みに足る国なのだろうか。」

 


高野孟  インサイダー 編集長 1944年生まれ

「中国残留孤児のことは多少とも知っていたが、フィリピン残留日本人2世が戦後、日本国家から遺棄されて75年、平均で81歳になる1000人以上もの人々が未だに国籍未確定のまま苦しんでいるという事態の深刻さに驚愕した。軍隊は、国体は守ろうとするが国民を守るつもりなど毛頭なく、平気で棄民するということが、改めて身に染みた。」